STAFF BLOG
9年・・・。
2020-03-08
こんばんは。
ポルコです。
先日、設計事務所時代の仲間からクレームが・・・。
「ポルコ更新少ないですよ!」
いやいや、ブログは持ち回りですし、、、
ポルコはFacebookを3アカウントやってるので・・・
「言い訳はしないでください!」と怒られた・・・。
というソイツはSNSを全てやっていないツワモノです。
ほら!原さん書くから読めい!!!!笑
さてさて、本題へ。
3月11日
もうすぐ9年・・・。
時間の経過を早いと思う人、まだまだ時が止まったままと思う人、
各々の「想い」がありますよね・・・。
誰も強制できないその「時間」の経過、ただ自分の「想い」をブログへ・・・・。
「Fukushima50」
6日の封切の日に行ってきました。
コロナの影響でレイトショーを控える映画館も多く、何とか上映している場所をみつけて。
劇中でアメリカ大使館にて「大統領と大使」の電話のシーンがあったのですが(これが事実かどうかわかりませんが・・・)
日本政府の対応の悪さに「日本の福島原発がかなり危険な状態にある、日本は唯一の被爆国なのに事の重大さに気が付いていない」
その言葉の重みが凄く残っております。
この映画は地震が、、、原発が、、、政府が、、、という事よりも、
あの現実に「自分達の使命」を全うした「50人」の「思い」を描いているのだと・・・。
境遇は「遥か」に違えど「現場」という立場にいる自分。
電話会議での本店と吉田所長のやりとりは、吉田さんの気持ちが痛いほどわかる。
「言うだけのヤツはいいよな!」
「現場は必死にやっているんだよ!」
「文句があるなら現場にきてくれ!」
残された自分の「使命」を全うする為に闘った映画です。
最後に国道6号線の映像、中央制御室で撮った写真が流れます。
その時はもう何も言えませんでした・・・。
自分は9年前も同じく「住宅屋」さんでした。
住宅屋としてあの現実を経験しました・・・。
そして2年前に「自分の使命」を知りました。
「同じ過ちを起こさない為に自分に出来る事はなんだろう?」
自分はグレタさんのように世界を変える力はありません。
でも、3.11、実母の死、義父の死、それを経験して
「健康にいられる住宅」「低燃費の住宅」を建築する事の意味を知り、
自分の「使命」に気が付きました。
一棟でもそんな住宅を多く建築する事が自分の使命だと。
「私は私に出来る事をしているだけ」
そう胸を張って言えるように。
それがあの震災(人災)で亡くなった方、被害にあわれた全ての人に対する
恩返しだと。