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「その四時間は？」
2021-10-28
先日、とあるセミナーで事例発表の任を受けました。
個人的にはとっても名誉な事ですが、名誉である以上に「プレシャー」は凄いです。
普段のお打ち合わせは「お客様」です。
YouTubeなどで熱心に勉強をされている方が多いのも昨今の状況・・・。
でも、我々も「生業」である限り「それ以上」の勉強をしている「つもり」であります。
なので、「お客様」ならば大体のご質問には応対できますが。。。。
このセミナーは「建築のプロ」である事。
しかも・・・。
温熱や環境に対しては「変態」と言われる位に勉強をされている方達です。
そんな人達の前で「事例発表」って・・・。
この案件を振った「麦わら」さん・・・。
さてさて、そうは言いますが。
「事例発表」をするので自社の建物を「計測」します、その中で改善を探す。
コレが凄く勉強になります！！
自社の物件です、もちろん「完璧な我が子」です。
でも測定してみると・・・。
「うーーーーん」
「そっかぁ」
などと思える点が出てくるんです！！
それをまとめて「変態」さん達とディスカッションすると、また自分の回答が
違っていたり、正解だったりと新たな「考え方」が出るんです。
「事例発表」
する事がメインではなく、自社の建物を「改めて考えなす」それがメインなんだな！
と麦わらさんの「無茶ぶり」を納得させています！笑
で、本日はそんなディスカッションした時に「メーカー」さんが「こんなものありますよ！」
と提案を受けたので、実演をしてもらいました。
「おぉぉ！」
これなら悩みが解決しそう！
「でも、あの場合は？この場合は？」
とまたメーカーさんを悩ます(￣▽￣;)
でもね、これが「意味ある事」だと思います。
「セミナー受けました、みなさん凄いですね！ではこれで。」
・・・・。
その四時間は何の意味をなすの？
「自分はこう思うけど？」
それをやらなくて何の意味があるんだろう・・・。
まぁ、自分も「変態」の一員ですから、そう思うのかもしれませんが(;’∀’)
無駄にセミナーを受けるだけなら、受けない方がいいのかもしれませんね！
あっ・・嫌味です！笑
そして、午後は「仲間」が相談がある・・・。
との事で、コーヒーしながら「対話」を2時間ほど・・・。
が！
コヤツも結局は「建築バカ」でした(〃艸〃)
「薗田さん！見てもらいたい現場があるんですけど！あとちょっといいですか！？」
「時間はあるけどさ・・・さっきまで悩みを言ってたのに・・・結局は好きなんじゃん！」
という事で他社さんの現場へ！！
「いいね！いいね！」
「うん！いいと思うよ！」
でも、僕は「この納まり」が好き！
と本題と全く関係ない場所に「興味津々！」(;’∀’)
しっかりと、写真に収めて。
退散です！！笑
結局、自分の周りにはこんな「バカ」ばっかです！
でもね・・・。
それには「わけ」があると思う。
「自分のやった事に誇りをもっているんです。」
その人もどちらかといえば「職人」というよりは「営業や監督」に近い人間。
「自分で形に出来ない人間」なんです、僕と一緒です。
だから、職人さん以上に現場が好きなんです。
自分「達」がやった。
そのことに全身全霊をかけているんです。
言葉を間違えて孤立する事もあるかもしれない、それでも自分の信念を貫き通す事の
大切さ、ブレてはいけない事の大切さをわかっている人です。
コヤツ(笑)となら、面白い事ができそうだな☆
なんて思える「変態」でした。
最近思います。
歳のセイかな？
「自分の好きな事(建築)で命(時間)を削るのは、どんなんだっていい！」
「でも、仲間の命を削る事だけは許せない！」
「誇りを持てない事なら、仲間を巻き添えにはできない！」
それが一段と強くなってます。
だって「Re show de sign works」の「建物」って？
その答えに「嘘」はつきたくない。
そのために「Re show de sign works」を始めたんですから。
ブレてはダメなんです！