本文へ移動

STAFF BLOG

3月11日

2021-03-19
Fukushima50

10年目・・・

 

昨年、コロナで緊急事態宣言が出る前に映画館にて観ました。

 

「Fukushima50」

それが地上波で放送されていました。

 

津波は怖い、地震は怖い、原発は怖い、、、、

そんな浅い話しではなく。

 

あの時に「自分たちがやるべき事」を「尽くした」人達の話。

だと自分は思っております

 

地震により電源がなくなり原発が制御不能になった中、、、

「自分たちの生まれ育った街を守る為」

「家族を守る為」

「会社を守る為」

「日本を守る為」

それぞれの「使命」の為に命をかけた人達の物語。

 

あの震災以降、自分の歩みは変わったように思えます。

仕事としての「住宅屋」ではなく、あの震災を経験したからこそ出来る「住宅」がある。

そんな「住宅」を造る!

それが自分に出来る「震災復興」だと。

 

一棟でも多く「Re show de sign works」の住宅を造る事。

 

それが、、、

自分が「やるべき(使命)」事です。

仕事ではなく「使命」だと思い今は日々を過ごしております。

 

そんな中で「住宅」の事を「改め」勉強すると、、、

色んな事を知りました。

断熱性能が悪いと起こる「健康被害」

気密性能が悪いと起こる「エネルギーロスに空気の悪循環」

いずれも密接な関係があるという事・・・。

その「性能」が要因にもなり、大切な人を亡くしました。

「住宅屋」なのに、大切な人がその「住宅」が要因となり亡くなった・・・。

今度は「地震」により大切な人を「自分が作った住宅」で亡くすかもしれない・・・。

そんな現実には耐えられない。

 

ならばどうするか?

 

それで辿り着いたのが「Re show de sign works」の建物です。

 

Re・・・Return 早く帰りたくなる場所

Show・・・show 魅せる建物

De・・・defense 家族を守る空間

Sign・・・sign 唯一無二の形

 

我が家という「住宅」は、人に自慢したくなる建物であること、

そして家族を大切に守る箱は温度差が無く、自然素材をふんだんに使い、

家族が安らぐことができる、優しく健康で快適な空間であること、

そして・・・「どこにもない、世界で一番素敵な家」であること。

 

この信念を忘れる事無く、一棟、一棟を造っていく。

それが自分の使命であると思っております。

 

このシーンでの二人の会話「俺等は何か間違っていたのか?」その言葉が忘れられません。

「自分の使命」を全うしただけなのに、自分の信念のもとに一生懸命にやっただけなのに・・・。

 

こんな事が二度と起きない事、そして残された我々が忘れる事無く風化させない事、

それが大切であると。

二度と起こさない為にも、高性能住宅を造ります。

風化させない為にも、高性能住宅を造ります。

 

3.11はそれを認識する日です。

合掌