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STAFF BLOG

木構造マイスター行ってきました!

2020-10-24
こんにちは、ニシムラです。
二日前に、構造塾の佐藤実先生の木構造マイスター準2級の講義と試験に行ってきました。
最近はYouTubeで発信されているので、お客様でも佐藤先生の動画を見ているという方が増えてきました。構造の重要さを分かりやすく伝えてくださるので、耐震がどれだけ大事なのか一般に知れ渡ってきたと思います。
 
そして今回木構造マイスターの試験に参加できる機会を頂いたので、行ってきました。
構造の内容はもちろんですが、建築士としての在り方の話もすごく響きました。
「お客様の生命・健康・財産 守れないのであれば建築は辞めるべきです」
この言葉が重く、建築士という仕事はとてつもなく責任があるものなのだと痛感しました。
また、動画でも仰っていた優先順位。デザインと間取りは構造あってで、それが相反する時は構造ではなくデザインと間取りを変えるべき。デザイン間取りよりも構造が優先。
しっかりと構造をやって、そこにデザインを組み込むのがプロ。
これは本当に当たり前なのですが、具体的なお話ではドキッとする場面もありました。
設計していて、一階の壁や柱を考えるとここにこんな形で二階を乗せたい…壁の位置はここにしたい…けどそうすると間取りが…外観はこうしたいし…、と悩む時があります。
もちろん無茶な乗せ方はしませんが、これくらいだったら梁を大きくすれば問題ないと考えてしまう時も。
よくやりがちだけど、ダメです!という佐藤先生の言葉。
確かにそれで成立するし耐震等級3は取れるけど、そのために大きくした梁のお金を払うのはお客様…。確かに…。しっかりと構造を考え、そこにデザインを組み込むのがプロ…まさにその通りです。
構造とうまくかみ合わない時は、変えるべきはデザインと間取り。力業はしない。
私が思っていた以上に深い言葉でした。
佐藤先生、ありがとうございました。
 
 
そういえば先月、お客様のお子さんが三歳の誕生日でした!
そこで、打ち合わせ日にモデルハウスを誕生日会仕様にしてみました。
三歳おめでとう♪