①結露が起きない家づくり
結露には目に見える「表面結露」と、目に見えない「内部結露」の2種類があります。
内部結露の対策
■湿度をコントロール
■内部結露計算を行う
■透湿防水シートを適切に使用
②壁 断熱材
【付加断熱EPS断熱材(ビーズ法ポリエチレンフォーム)50mm+充填断熱 羊毛断熱材120mm】
自己消火性があり、フロンを使わない材質。
自然素材で体に優しい羊毛断熱材を採用しています。
調湿効果に優れ、断熱材自らが湿度コントロールしてくれることによって内部結露を防止します。
製造過程においても消費エネルギーが少なく、環境にも優しいエコロジーな素材です。
壁は充填の他に、外張りの付加断熱としてEPS50mmを施工しています。
③サッシ【トリプル樹脂サッシ】
建物の中で最も熱が逃げやすい窓は、トリプルガラスの樹脂サッシを採用。
また、気密性の観点から引違窓は極力使用せず、滑り出し窓やスライディングサッシを使っています。
サッシには日射取得型と日射遮蔽型の2タイプがあり、建物に対する太陽の角度から適切なものをそれぞれ使い分けています。
玄関ドアは、木製ドアなど性能がよいものを標準としています。
④屋根 断熱材
【付加断熱はフェノールフォーム断熱材1種2号CⅡ 60mm+充填断熱 羊毛断熱材120mm】
高い断熱性能で、素材が燃えにくいフェノールフォーム樹脂。
火に当たると炭化し、焼却時の発生ガスも少ない。ノンフロン発泡。
気密シート
気密シートは、ビニール素材ではなく不織布のシートを採用しています。
不織布は調湿性があるため、羊毛断熱材との相性がよく、全棟標準で施工と気密測定をしています。
ルーフィングシート
ルーフィングシートは屋根材の下に敷かれるシートです。
一般的な日本のルーフィングシートと違い、透湿性に優れ、耐久性がある高品質なシートを使っています。
屋根周りは劣化しやすいうえに、完成してしまうと目で見えなくなってしまう場所だからこそ、蒸れにくく高耐久なものを選定しています。
24時間換気は、給気・排気共に機械式の第一種換気方式です。
温度だけではなく湿度も交換する全熱交換タイプを標準採用。
床下に本体を置き、給気は床下にそのまま吹き出すためダクトレスで清潔に、排気は汚れが溜まりやすい床面から排出します。
基礎
底部までコンクリートを打設する、べた基礎です。
内部の立ち上がり部分は、丸い束基礎にしています。
これは県内でもまだ数少ない工法で、床下の空間を広く確保できるため、床下の隅々まで空気が行き渡り、弊社で使用している床下置き型の換気設備と非常に相性がよいです。
また、空間が広く取れることにより、水道などの配管の施工性も上がり、メンテナンスがしやすいのも特徴です。
この形にするために、通常の立上りに入れる鉄筋を地中に施工し、許容応力度計算で耐震等級3を取得しています。
防蟻シート
白アリ対策として、防蟻シートを基礎の下と、土台の下に施工しています。
このシートは、忌避性・即効性・残効性の全ての性質を持つビフェントリンを使用。
水に溶けにくく、人体に安全なシートです。
10年保証がつきます。
