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STAFF BLOG

お辞儀

2019-10-06
 こんにちは。営業担当のセキザキです。
 
 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会、日本代表も開幕から3連勝と盛り上がる
なか、強豪のニュージーランド代表「オールブラックス」が初戦の南アフリカ戦後に、
スタジアムの観客に向けてお辞儀し、応援の感謝を示し、その後もイタリアやナミビア、
ウェールズ、サモア、ロシアなど各国も続々と追随するなど、試合以外でも話題が多い
大会となっています。まさに日本大会、「日本式」の大会となっています。
 
 お辞儀とは、挨拶や感謝、敬意などを表すために、相手に向かって腰を折り曲げる動作
でありますが、座った姿勢で行う「座礼」と、立ったまま行う「立礼(りゅうれい)」があり、武家の礼法からのもの、茶道の所作から現代へと継がれるものとあるようです。
日本のビジネスシーンでもお辞儀をすることは多いのですが、その場面や相手によって、
3種類のお辞儀を使い分けるって知っていましたか?  
ちょっとしたあいさつ程度のお辞儀(腰を15°ほど曲げる)を「会釈」、最も一般的な相手に向かって行うお辞儀(腰を30°ほど曲げる)を「敬礼」、より敬意を表す、非常に重要な相手に行う、または冠婚葬祭などの場で行うお辞儀(腰を45°ほど曲げる)を「最敬礼」とされています。
 お辞儀は日本独特なものかと思われがちですが、実は古くからヨーロッパや、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教などの宗教にも習慣はあります。ただし、日本とは違った意味の習慣がほとんどのようで、特に宗教などのお辞儀は神に対して行うもので、対人には行わないのが一般的です。
海外のビジネスシーンでもお辞儀ではなく、握手が一般的ですね。
海外から見るお辞儀は挨拶というよりも、謝罪ととるほうが多いようです。
 
わたしたち日本人は、お辞儀の表す意味はたいていの人が理解をしています。
ニュージーランド代表「オールブラックス」など各国が行ったお辞儀は、「日本式」の感謝や敬意の表し方で、見ている多くの日本人にわかりやすい伝え方だったと思います。
 
 わたしも仕事柄、お客様へ 伝える ことも多いのですが、相手にわかりやすい伝え方、
響く伝え方をと、考えさせられるものがありました。
 
 さぁ、ラグビーワールドカップ(W杯)も1次リーグも終盤、日本代表のリーグ突破も
見えてきました。がんばれニッポン! リーグ突破、目指せベスト4以上!