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STAFF BLOG

中之条ビエンナーレ

2019-09-29
こんにちは、設計のニシムラです。
先日、中之条ビエンナーレに行ってきました。
中之条ビエンナーレとは、中之条町で行われる国際芸術祭で、中之条町の豊かな自然や文化・伝統を生かした(基にした)芸術・アートが町全体に展示されるイベントです。
確か2年に1度のペースで開催していたと思います。
私は今回で3回目になるので、初めて行ったのは6年前でしょうか。
今年は1日しか行けなかったので、ほんの一部しか見る事ができませんでした。
全部見るにはおそらく3日間くらいはかかるので、次回はちゃんと予定を立てて行きたいです…!
 
正直、私は芸術というものがよく分かりません。
設計士がこんなこと言うとまずいかもしれませんが(笑)
ビエンナーレに行くと、それを強く感じます。
作品ごとにコンセプトもきちんと展示されているのですが、かなり難しいです。
文章の内容も表現も難解で、全てを理解するのは無理だと思っています。
ですが、なんとなく伝わる雰囲気、気持ち、熱量、そこに映し出したかったもの、これを感じ取るのが何より楽しいです。
 
私は、作ったりデザインをする仕事をしているので、どんな物事でも「感じる心」を大事にしたいと思っています。
例えば、綺麗なものを見て、「綺麗」とまず感じること。
それがなぜ綺麗に見えるのかと言うと、配色やバランスの良さだったりと理由はあるのですが、まずは綺麗なものを見て綺麗だと感じる感覚がないといけないと考えています。
 
芸術はよく分からないけど、その作品から発している作者の気持ち、見せたかったもの、感じてほしかったもの、考えてほしかったもの、それらを自分の感覚で咀嚼しながら考えて感じるのが私なりの楽しみ方です。
 
ビエンナーレの作品は、鑑賞者に問いかけるような作品が多いと個人的には思っています。
それがまた中之条町の文化や伝統、問題と向き合ったものが多いのも、好きなところです。
 
次は再来年でしょうか。
皆さんもぜひ行ってみてください。