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UA値とは?省エネの説明

UA値

外皮平均熱貫流率(UA値)は、住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。
つまり、熱損失の合計を外皮面積で除した値で、値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。
どの断熱材を使ってもこのUA値は同じ条件で求められるため、建物の断熱性を比べる指標といえます。
UA値の基準は各区域によって定められています。

UA値の基準

群馬県は、2・3・4・5・6地域に市町村によって分類されています。(令和元年改正)
例えば前橋市は6地域なので、UA値は従来の省エネルギー基準(等級4)では0.87です。
しかし、この基準を満たすだけではまだまだUA値は低く、断熱性能は不十分といえます。
そこで2022年に新しい等級が新設され、等級6と等級7の評価を受けられるようになりました。
Re show de sign worksでは先進的な高気密高断熱を進めており、等級6を上回る【UA値0.3以下】を自社の基準として定めています。

HEAT20

HEAT20は長期的視点に立ち、住宅における更なる省エネルギー化をはかるため、断熱などの建築的対応技術に着目し、住宅の熱的シェルターの高性能化と居住者の健康維持と快適性向上のための先進的技術開発、評価手法、そして断熱化された住宅の普及啓蒙を目的とした団体です。
メンバーは研究者、住宅・建材生産者団体の有志によって構成されています。
(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会 公式サイトより)
 
分かりやすく言うと、住みやすい快適な家をつくる為に専門家の方々が省エネルギー法よりも
高い水準で作った設計基準です。
H25年の新断熱性基準より、もっと性能が高い快適な家を作るために考えられました。
断熱性と遮熱性が向上すると冷暖房のエネルギーがどの程度削減できるかを、G3・G2・G1の3つのグレードで水準を示しています。
 

C値

C値とは、住宅における相当隙間面積のことです。建物全体にある隙間面積(cm2)を延床面積(m2)で割った数値で、建物の気密性能の指標として用いられています。
C値の測定は、専門の気密測定試験機を使って行います。数値が小さいほど優れた気密性をもつ建物といえます。断熱性能をいくら高めても、隙間が多いとそこから熱が出入りしてしまい、断熱材や冷房暖房の効果が発揮できません。また、結露の原因にもなります。
断熱だけではなく気密もしっかり取ることが、高性能で快適な建物の条件となります。

エネルギーパス

エネルギーパスとは、EU全土で義務化されている「家の燃費」を表示する証明書です。
EUでは一年間を通して快適な室内温度を保つため為に必要なエネルギー量が明示されています。床面積1m2あたり○○kW時必要という形で数値化されており、誰でも簡単に家の燃費を確認する事ができます。
ep3エネルギーパスの登場以前は、全ての建物で省エネルギーに関する共通の「ものさし」が無かった為、「省エネ住宅」とか、「超省エネ住宅」「外断熱住宅」「無暖房住宅」「3リッターハウス」「パッシブハウス」「ソーラーハウス」などの様々な省エネ住宅がありますが、名前だけではどれが低燃費なのか、住宅購入者はおろか工務店やハウスメーカーなどの造りてですらよく分かりませんでした。
そこで消費者保護や地球温暖化対策として、家の省エネ性能が一体どれくらいなのかを、一般の住民にも分かり易く表示する「燃費のものさし」としてエネルギーパスが開発されました。エネルギーパスは、住宅のエネルギー消費量の削減に関心を持ってもらうと共に、実際の賃貸契約や売買契約の主要な条件の1つとして、エネルギー性能を考慮する為に開発されています。このエネルギーパスによって、居住者はより快適で光熱費のかからない家を求めるようになり、ヨーロッパ全土で省エネ住宅が爆発的に普及するようになりました。
(日本エネルギーパス協会 公式サイトより)
省エネ先進国のヨーロッパではこのエネルギーパスが義務化されたことにより、車のように燃費を見て家を選ぶことができます。では日本はでどうでしょうか?
何十年と住む家なのに、光熱費がいくら掛かるのか知らずに購入している人がほとんどです。
本当に省エネの家なのか、数字できっちり確認してから建てるできではないでしょうか。
当社では、ご提案する住宅にはエネルギーパスの計算書をお付けします。
自分の家の燃費をきちんと知ってからお家づくりを始めましょう。
 
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